決戦前夜 Road to FRANCE
今年88冊目。
- 作者: 金子達仁
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/02
- メディア: 文庫
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主に中田、川口の心情がベースとなっており、ドーハ世代、とりわけカズは結構な悪者になってしまっている。
この点は文庫あとがきで著者自身がしっかり認識しており、そうなってしまった言い訳も述べられていますね。
となると、カズや井原の心情がベースのお話も読みたいところだけど、ざっくり検索かけただけでは見つからなかった。
それはさておき、このフランスW杯アジア最終予選って、これ以降の同予選と比べても鮮明に覚えてるんだよね。
韓国戦で山口が決めたループシュート。イラン戦で交代を告げられて「俺か、本当に俺なのか(p.198)」と驚きの表情を浮かべたカズの姿。そしてもちろんジョホールバルの歓喜のその瞬間、岡野のゴール。さらには世界選抜のキャプテンマークを巻く中田の姿も。
みんな15年も前の話なのかと思うとなんだかしんみり。
そして我が家の押し入れの中には、そんな世代のVTRが何本か残っていました。
マイアミの奇跡ことアトランタ五輪の日本VSブラジル戦。
ジョホールバルの歓喜。フランスW杯での日本の3試合全て。
長野五輪で里谷多英が金メダルをとったフリースタイル・モーグル。
松坂大輔が延長18回完投勝ちした横浜VSPL学園戦を含んだ甲子園ダイジェスト。
懐かしいけど、うちではもうVHS見れねぇ~(´Д`;)
DVDなんかに焼きなおした方がいいのかなぁ。